近世水滸伝 浪形紋弥 沢村田之助

タイトル
  • 近世水滸伝 浪形紋弥 沢村田之助
タイプ
  • http://khirin-c.rekihaku.ac.jp/rdf/type/nishikie
コレクション・シリーズ
  • 錦絵コレクション
名称
  • 近世水滸伝 浪形紋弥 沢村田之助
  • Japanese Modern Suikoden: Sawamura Tanosuke3 as Namikata Monnya
説明
  • 「紋弥は浪切重三か舎弟にして丹州笠山の藩浪形紋大夫が次男なり 舎兄重三はゆゑあつて同藩浪切重左衛門の養子となりしかば次男ながら実家を相続せり 然るに実父門太夫かねて預り守るところの主家の什宝貞宗の名刀及び用金ならびに若干の什物を盗とられしかば 主君へ云解ことばなく切腹して相果ける 紋弥は元来忠孝の道に闕たる壮士なれば 彼盗賊を詮義仕いだし父の仇をも報はん物と此旨主君へ願出るに 舎兄重三郎も助太刀せんと共にねがひて許を得 兄弟等しく古郷を立出 何処をあてと定めなくたびより旅に月日をかさね ゆきゆきて中仙道守山駅に来りし処 馬士雲助の風聞をきくに木隠の霧太郎といへる大盗賊此頃諸国を横行して私財官物の差別なく 忍入て強奪せりとの噂に さては我本国の王家に入し盗賊も彼霧太郎なるべしと一図に思ひ定めしかば 是より関東に足をとゝめ霧太郎が在家を捜すに更に手がゝりだにあらざれば 兄弟互に思案を巡し常陸国土浦にたよりをもとめ 提轄宦の下司大塚稲次が子分なりてきり太郎をたすぬるうち 競力と捨五郎の争闘の一事おこりしかは 親分稲次にしたがふて井岡の味かたに加はりて 兄弟もろとも諸人にぬきんで度々目さましきはたらきせしとぞ 略伝史仮名垣魯文暗記」
  • 形態: 縦
  • 彩色: 錦絵
  • 改印: 戌十一改
  • 構成: 1枚
  • 法量: 37.0×25.5
  • 版型: 大判
  • 画工署名: 喜翁豊国画(年玉枠)
ライセンス
  • http://www.metaresource.jp/about-khirin/
  • CC BY 4.0
トピック
  • テーマ: 役者絵
  • 人名: 沢村田之助3(浪形紋弥)
  • 見立役者絵
  • Kabuki
出版
  • 版元名: (伊勢屋兼吉)
  • Publisher name: Iseya Kanekichi
画像
  • https://khirin-a.rekihaku.ac.jp/nmjh_nishikie/H-22-1-1-148
製作者
  • 画工名: 歌川豊国3(歌川国貞1)
  • 画工名: Utagawa Toyokuni3(Utagawa Kunisada1)
IIIFリソースへのリンク
  • https://khirin-a.rekihaku.ac.jp/manifests/nishikie/H-22-1-1-148.json
タイプ名
  • 錦絵

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